ガッチャン

仏教

鬼は「遠仁」と書く——本当の鬼は、心の中にいる

鬼は「仁(思いやり)から遠い」と書いて遠仁。角の生えた怪物ではなく、三毒の煩悩に飲まれた心の状態です。節分の鬼の色の意味、有財餓鬼・我利我利亡者、そして無財の七施による心の鬼退治まで、仏教で分析します。
仏教

布施をしても幸せにならない人へ——良い行いが効かない3つの理由

良いことをしているのに報われない——仏教はその原因を教えています。①相手を選んでいない(三田)②見返りを求めている(雑毒)③した事を覚えている(三輪空)。幸せになる布施のやり方を、無財の七施まで含めて解説します。
仏教

お経の主人公は、絶望した一人の女性だった——王舎城の悲劇

夫を失い、実の息子に裏切られ、幽閉された王妃・韋提希。『観無量寿経』はどん底の彼女ただ一人のために説かれました。仏教が「余裕のある人の教養」ではなく「どん底の人への手紙」である理由を、王舎城の悲劇から。
日常を仏教で読む

蜘蛛の糸は、なぜ切れたのか——カンダタと我利我利の心

芥川龍之介『蜘蛛の糸』の糸は、お釈迦様が切ったのではありません。「この糸は俺のものだ」という我利我利の心が切ったのです。小さな善が地獄まで届く理由、自因自果と自利利他まで、名作を仏教で読み解きます。
仏教

もう道がない、と思ったときに思い出してほしい話——二河白道

前にも後ろにも進めない八方ふさがりのとき。善導大師の「二河白道」のたとえは、火の河(怒り)と水の河(欲)の間にも白い道が必ず在ること、渡り切る力が自分になくても呼ぶ声があることを教えてくれます。
仏教

シンプルになる道理 ー有無同然ー

お金があってもなくても苦しみは同じ——仏教の「有無同然」を解説。宝くじ当選者や相続争いの例、五欲にきりがない理由、有財餓鬼、そして有る無しに左右されない「心の長者」という生き方まで。
仏教

なぜ生きるのは、こんなに苦しいのか——旅人と虎のたとえ

頑張っても楽にならないのは、あなたが弱いからではありません。トルストイも引用したお釈迦様の「旅人と虎(黒白二鼠)」のたとえから、人生が苦しい本当の理由と、そこから始まる崩れない幸福への一歩を解説します。
仏教

すべてを持っていた王子は、なぜすべてを捨てたのか——四門出遊と成道の物語

すべてを持っていた王子シッダルタは、四つの門の外で老・病・死に出会い出家します。6年の苦行、有無同然の実証、琴の弦の中道、菩提樹下の成道まで——ブッダ誕生の物語を因果の道理とつなげて解説します。
仏教

掃除をしよう

お寺はなぜあれほど綺麗なのか。朝イチ掃除の科学的メリット、掃除だけで悟りを開いた周利槃特の話、そして掃除が因果の道理(自因自果)を体で学ぶ実習になる理由まで——「掃除をしよう」と思える仏教の話です。
仏教

「この世の全てを手に入れた男」ゴールド・ロジャーを仏教で読み解く

『富、名声、力、この世の全てを手に入れた男』——ワンピース冒頭のロジャーの名言を仏教で分析。五欲・修羅界・空・諸行無常の視点から、手に入れても虚しい理由を、秀吉やアレクサンドロスの遺した言葉とともに読み解きます。