仏教

【馬の耳に念仏】を4象限で考えてみた

「馬の耳に念仏」ということわざ、聞いたことがありますか?意味は、「どんなにありがたい話や忠告でも、理解できない相手に言っても無駄だ」というもの。ですが、この言葉、今の時代にも当てはめて考えてみると、意外と奥が深いのです。今回はこの「馬の耳に...
数学

人として生まれた確率の話──仏教の「盲亀浮木」のたとえから学ぶこと

奇跡の確率に生きている。「盲亀浮木(もうきふぼく)」という仏教のたとえをご存じでしょうか。これは、私たちが人間として生まれ、仏法や人生の真理に出会い、それを実践できるということが、どれほど奇跡的なことなのかを説いた有名な話です。いまの人生が...
数学

人間万事塞翁が馬──無常と数学のはざまで

「人間万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)」。一見、古めかしいこの言葉には、今を生きる私たちにも深く響く教えが込められています。中国の古い故事に由来するこのことわざは、「人生の幸不幸は予測できない」という意味を持ちます。良いと思った...
仏教

正義について というものがあるので

正義とは、何か。逆に悪とは何か。正義という言葉は、子供の頃からアニメやドラマなどでよく出てきます。哲学や思想の分野で主要のテーマとして扱われることが多いです。ハーバード大学の哲学授業の講師マイケル・サンデルの本で「これから正義の話をしよう」...
仏教

受け継がれる近江商人の十訓

株式第一主義(我利我利)からステークホルダー資本主義(利害関係者)の自利利他へビジネスの流れが変化している。世界経済の主要テーマの一つです。アメリカの大手企業経営者の作る最大の経済団体ビジネスラウンドテーブルに企業の目的に関する声明を発表し...
仏教

商売の基本、他者貢献について 

ビジネスの原点は他者貢献である。他者貢献は、仏教では自利利他に該当します。その逆は、自損損他や我利我利亡者と言います。 自利利他:他人の利益が、そのまま自分の利益になるということです。 自損損他:他人の損が、そのまま自分の損になるということ...
学校

趣味仏教式 記憶術2

仏教を知ると色々な言葉が出てくるんですよね。その中で自分の使っていた記憶術の一つを紹介しようかなと思います。まず、「人は人、自分は自分」を理解しましょう。ストレスが無くなり集中できます。これは、業界(行動の世界)と言います。なぜなら業が違う...
学校

趣味仏教式 記憶術1

近年は、AIが発達したりインターネットで調べればすぐに欲しい情報が出てくる便利な時代です。しかし、記憶力があった方が調べる時間が減ったり試験(実践を前提とした場合)では圧倒的に有利になります。当然あった方がいい力です。低い点数から70〜80...
仏教

行動はどんなことも経験として残るについて

昨今では、時代の変化の流れが大きく動いていますよね。この世の中で、さまざまな変化に対応するために新しいことに挑戦したいと考える方が大勢います。その時に、気になることは「思った通りの結果が返ってこずやっても意味が無かったんじゃ無いか」というこ...
仏教

十悪 悪い行い

因果の道理は、数式で表すことができます。果報=因×縁 y=a∫x1dt∫x2dt∫x3dt∫x4dt....となります。今回は、因aについてです。因aは種まきです。a=意業+口業+身業 となります。1.意業:心の行いです。何を考えているか。...