日常を仏教で読む

仏教

愛の反対は、憎しみではない——美輪明宏さんの言葉と、仏教の「愛憎一如」

「愛の反対は憎しみではなく無関心」——美輪明宏さんの名言は、仏教の愛憎一如(愛と憎しみは一枚のコインの裏表)と完全に一致します。渇愛と慈悲の違い、縁なき衆生は度し難しまで、愛の構造を仏教で分析します。
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AI畜生——AIに「考えること」を明け渡した人から落ちていく

2040年のシンギュラリティでAIが人間を超える?本当の分かれ目は知能ではありません。AIの答えを疑わず因果関係を問わない状態=畜生界。AI効果・ナヴァルの特殊知識・因果の道理から、AI時代の智慧を考えます。
仏教

鬼は「遠仁」と書く——本当の鬼は、心の中にいる

鬼は「仁(思いやり)から遠い」と書いて遠仁。角の生えた怪物ではなく、三毒の煩悩に飲まれた心の状態です。節分の鬼の色の意味、有財餓鬼・我利我利亡者、そして無財の七施による心の鬼退治まで、仏教で分析します。
仏教

お経の主人公は、絶望した一人の女性だった——王舎城の悲劇

夫を失い、実の息子に裏切られ、幽閉された王妃・韋提希。『観無量寿経』はどん底の彼女ただ一人のために説かれました。仏教が「余裕のある人の教養」ではなく「どん底の人への手紙」である理由を、王舎城の悲劇から。
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蜘蛛の糸は、なぜ切れたのか——カンダタと我利我利の心

芥川龍之介『蜘蛛の糸』の糸は、お釈迦様が切ったのではありません。「この糸は俺のものだ」という我利我利の心が切ったのです。小さな善が地獄まで届く理由、自因自果と自利利他まで、名作を仏教で読み解きます。
仏教

もう道がない、と思ったときに思い出してほしい話——二河白道

前にも後ろにも進めない八方ふさがりのとき。善導大師の「二河白道」のたとえは、火の河(怒り)と水の河(欲)の間にも白い道が必ず在ること、渡り切る力が自分になくても呼ぶ声があることを教えてくれます。
仏教

シンプルになる道理 ー有無同然ー

お金があってもなくても苦しみは同じ——仏教の「有無同然」を解説。宝くじ当選者や相続争いの例、五欲にきりがない理由、有財餓鬼、そして有る無しに左右されない「心の長者」という生き方まで。
仏教

すべてを持っていた王子は、なぜすべてを捨てたのか——四門出遊と成道の物語

すべてを持っていた王子シッダルタは、四つの門の外で老・病・死に出会い出家します。6年の苦行、有無同然の実証、琴の弦の中道、菩提樹下の成道まで——ブッダ誕生の物語を因果の道理とつなげて解説します。
仏教

掃除をしよう

お寺はなぜあれほど綺麗なのか。朝イチ掃除の科学的メリット、掃除だけで悟りを開いた周利槃特の話、そして掃除が因果の道理(自因自果)を体で学ぶ実習になる理由まで——「掃除をしよう」と思える仏教の話です。
仏教

何も残らないと思っていた。でも、一つだけ残るものがあった。

希望もお金も健康も失い「生きても迷惑」と言われた私が見つけた答え。死んでも消えない、たった一つ残るものとは。仏教の「業力不滅」の教えから、生きる意味を見つめ直すエッセイです。