仏教

財産ゼロで今日からできる7つの布施——無財の七施・完全版

眼施・和顔悦色施・言辞施・身施・心施・床座施・房舎施——財産がなくてもできる7つの布施を現代の場面に翻訳して完全解説。全部今日できて、全部が三業の練習。布施はお金持ちの特権ではないことの証明です。
仏教

「我慢」は、実は煩悩である——忍辱と我慢の決定的な違い

「我慢」はもともと仏教の煩悩(七慢の一つ)。フタで押さえ込む我慢は蓄圧していつか飛ぶ。忍辱は火に燃料を渡さないこと——数える・検証する・大地を思う。動くべき時に動ける、我慢とは正反対の力学を解説します。
仏教

心は8層でできている——阿頼耶識、あなたの「蔵」の中身の話

仏教の唯識は心を8層に分析します。五感+意識+末那識(無自覚の自己執着)+阿頼耶識(すべての業が種として保存される蔵)。性格の正体は蔵の在庫一覧——習慣の科学と一致する1500年前の心の見取り図です。
仏教

地獄に落ちても、後悔しない——親鸞聖人と法然上人、運命の出会い(教行信証・後編)

六角堂の百日参籠、吉水への百日聴聞、「ただ念仏して弥陀にたすけられまゐらすべし」の革命性、歎異抄「だまされて地獄に落ちても後悔しない」の理性的な理由、承元の法難と流罪=逆縁まで——教行信証・後編です。
仏教

人生は、渡り難い海である——親鸞聖人『教行信証』冒頭の「大船」の話

親鸞聖人『教行信証』冒頭「難思の弘誓は難度海を度する大船」を解説。人生=渡り難い海、煩悩(症状)と無明の闇(根源)の違い、愚禿と名乗った正直さ——煩悩はそのままで沈まない船という浄土真宗の核心です。
仏教

『自分とか、ないから。』を仏教で分析——そして、このブログに刺さるブーメランについて

しんめいPさんのベストセラーを仏教ブログが分析。ブッダの無我(自分は借り物の寄せ集め)、だるま大師の不立文字と面壁九年、空海の欲望肯定——そして「言葉を捨てろ」が言葉だらけのこのブログに刺さるブーメランへの答え。
仏教

「人は生まれによって高貴になるのではない」——お釈迦様の、静かな革命

カースト制度の時代に「生まれは貴賤を決めない、行いが決める」と言い切ったお釈迦様(スッタニパータ)。身分不問のサンガという実験、無分別=すべての人への慈悲、そして「間違いは間違い」——人と行いを分ける智慧。
仏教

欲望は、消すものではなく「乗り物」である——欲すら道具にする仏教

仏教=欲を捨てる教え、は誤解。欲望はベクトル——大きさは推進力、向きが行き先。強欲ほど向きを変えれば遠くへ行ける。阿弥陀仏の本願も形の上では「欲」——煩悩と願いは同じ力の向きの名前である、という話。
仏教

あなたは今日、どの「業界」で働きますか——ぎょうかい、ではなく

業界=ぎょうかい、ではなく「業(ごう)の世界」。六道は自分の行いが作る六つの業界であり、職場の空気はメンバーの業の総和という共同制作物。転職しても自分の業は退職できない——毎朝の辞令は今日の行いが決めます。
仏教

なぜ人は、他人の人生話が好きなのか——「袖振り合うも多生の縁」の話

他人の人生話に聞き入り、自分の話を聞いてもらうと嬉しいのはなぜか。多生の縁(輪廻の中の無数の生)、他人の人生=なれたかもしれない自分、傾聴=無財の七施の布施——人生話をめぐる二つの謎を仏教で解きます。