仏教

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お経の主人公は、絶望した一人の女性だった——王舎城の悲劇

夫を失い、実の息子に裏切られ、幽閉された王妃・韋提希。『観無量寿経』はどん底の彼女ただ一人のために説かれました。仏教が「余裕のある人の教養」ではなく「どん底の人への手紙」である理由を、王舎城の悲劇から。
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蜘蛛の糸は、なぜ切れたのか——カンダタと我利我利の心

芥川龍之介『蜘蛛の糸』の糸は、お釈迦様が切ったのではありません。「この糸は俺のものだ」という我利我利の心が切ったのです。小さな善が地獄まで届く理由、自因自果と自利利他まで、名作を仏教で読み解きます。
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もう道がない、と思ったときに思い出してほしい話——二河白道

前にも後ろにも進めない八方ふさがりのとき。善導大師の「二河白道」のたとえは、火の河(怒り)と水の河(欲)の間にも白い道が必ず在ること、渡り切る力が自分になくても呼ぶ声があることを教えてくれます。
仏教

シンプルになる道理 ー有無同然ー

お金があってもなくても苦しみは同じ——仏教の「有無同然」を解説。宝くじ当選者や相続争いの例、五欲にきりがない理由、有財餓鬼、そして有る無しに左右されない「心の長者」という生き方まで。
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なぜ生きるのは、こんなに苦しいのか——旅人と虎のたとえ

頑張っても楽にならないのは、あなたが弱いからではありません。トルストイも引用したお釈迦様の「旅人と虎(黒白二鼠)」のたとえから、人生が苦しい本当の理由と、そこから始まる崩れない幸福への一歩を解説します。
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すべてを持っていた王子は、なぜすべてを捨てたのか——四門出遊と成道の物語

すべてを持っていた王子シッダルタは、四つの門の外で老・病・死に出会い出家します。6年の苦行、有無同然の実証、琴の弦の中道、菩提樹下の成道まで——ブッダ誕生の物語を因果の道理とつなげて解説します。
仏教

掃除をしよう

お寺はなぜあれほど綺麗なのか。朝イチ掃除の科学的メリット、掃除だけで悟りを開いた周利槃特の話、そして掃除が因果の道理(自因自果)を体で学ぶ実習になる理由まで——「掃除をしよう」と思える仏教の話です。
仏教

「この世の全てを手に入れた男」ゴールド・ロジャーを仏教で読み解く

『富、名声、力、この世の全てを手に入れた男』——ワンピース冒頭のロジャーの名言を仏教で分析。五欲・修羅界・空・諸行無常の視点から、手に入れても虚しい理由を、秀吉やアレクサンドロスの遺した言葉とともに読み解きます。
仏教の基本

我果業(がかごう)とは——このブログの名前に込めた意味

意味不明に見える「gakagou」の正体は、我・果・業を混ぜた造語「我果業」。我が果は我が業より生まれる——ブログ名に込めた仏教の自因自果の教えと、本や日常を仏教で分析するこのブログの目的をお話しします。
仏教

三業が人生を変える──法律では裁けない「心の行い」

仏教の三業(身業・口業・意業)をわかりやすく解説。法律や道徳では裁けない「心の行い」がなぜ人生を決めるのか。心→言葉→行動の順で人生が変わる仕組みを、身近な例とともに紹介します。