2026-07

仏教

「難破船と3人の乗客」を仏教で分析——欲の引き際と、お釈迦様の中道

リベ大でも紹介されたタルムードの小話「難破船と3人の乗客」を仏教で分析。島の果実=五欲の蜜、船の出航=諸行無常、そして最も幸福だった乗客の正体は中道と少欲知足——ユダヤと仏教が同じ答えに辿り着きます。
仏教

AI畜生——AIに「考えること」を明け渡した人から落ちていく

2040年のシンギュラリティでAIが人間を超える?本当の分かれ目は知能ではありません。AIの答えを疑わず因果関係を問わない状態=畜生界。AI効果・ナヴァルの特殊知識・因果の道理から、AI時代の智慧を考えます。
仏教

鬼は「遠仁」と書く——本当の鬼は、心の中にいる

鬼は「仁(思いやり)から遠い」と書いて遠仁。角の生えた怪物ではなく、三毒の煩悩に飲まれた心の状態です。節分の鬼の色の意味、有財餓鬼・我利我利亡者、そして無財の七施による心の鬼退治まで、仏教で分析します。
仏教の基本

布施をしても幸せにならない人へ——良い行いが効かない3つの理由

良いことをしているのに報われない——仏教はその原因を教えています。①相手を選んでいない(三田)②見返りを求めている(雑毒)③した事を覚えている(三輪空)。幸せになる布施のやり方を、無財の七施まで含めて解説します。
仏教

お経の主人公は、絶望した一人の女性だった——王舎城の悲劇

夫を失い、実の息子に裏切られ、幽閉された王妃・韋提希。『観無量寿経』はどん底の彼女ただ一人のために説かれました。仏教が「余裕のある人の教養」ではなく「どん底の人への手紙」である理由を、王舎城の悲劇から。
仏教

蜘蛛の糸は、なぜ切れたのか——カンダタと我利我利の心

芥川龍之介『蜘蛛の糸』の糸は、お釈迦様が切ったのではありません。「この糸は俺のものだ」という我利我利の心が切ったのです。小さな善が地獄まで届く理由、自因自果と自利利他まで、名作を仏教で読み解きます。
仏教

もう道がない、と思ったときに思い出してほしい話——二河白道

前にも後ろにも進めない八方ふさがりのとき。善導大師の「二河白道」のたとえは、火の河(怒り)と水の河(欲)の間にも白い道が必ず在ること、渡り切る力が自分になくても呼ぶ声があることを教えてくれます。
仏教

シンプルになる道理 ー有無同然ー

お金があってもなくても苦しみは同じ——仏教の「有無同然」を解説。宝くじ当選者や相続争いの例、五欲にきりがない理由、有財餓鬼、そして有る無しに左右されない「心の長者」という生き方まで。
仏教

なぜ生きるのは、こんなに苦しいのか——旅人と虎のたとえ

頑張っても楽にならないのは、あなたが弱いからではありません。トルストイも引用したお釈迦様の「旅人と虎(黒白二鼠)」のたとえから、人生が苦しい本当の理由と、そこから始まる崩れない幸福への一歩を解説します。
日常を仏教で読む

すべてを持っていた王子は、なぜすべてを捨てたのか——四門出遊と成道の物語

すべてを持っていた王子シッダルタは、四つの門の外で老・病・死に出会い出家します。6年の苦行、有無同然の実証、琴の弦の中道、菩提樹下の成道まで——ブッダ誕生の物語を因果の道理とつなげて解説します。